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観劇日記

【雪組】韃靼人のところだけでも全公演分円盤収録してほしい全ツ

みんな気づいた????

そう、あの楽しすぎた全ツが終わってからもう1ヶ月なんだよ、、、

てことはひとこちゃん、きわちゃん組替えしてもう1ヶ月ってことなんだよ(滝涙)

 

この前グラフ読んでてさ〜、ひとこちゃんのインスタグラフ、普通に読んでたけど最後のお写真とコメントに彼女が花組生になったことを実感してさぁ〜〜〜〜。ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

 

明日にはついにあの宝塚が誇る花組トップスター明日海りおさんも退団されてしまいます、、、。

ああ一つの時代が終わるってこんな感じなのだなぁと久しぶりに感じています。

※11月23日に書いていた記事だったため消します。みりおさん退団しちゃったヨォ(滝涙)

 

 

 

でも今日は!!!そういう湿っぽい話抜きにして!!!!1ヶ月前までのあの爆楽✩全ツの話をします!!!!

 

書こう、書こうと思いながらなかなか時間がなくて(何せ隙間時間はワンスに向けての資金繰りにあてていたので)ようやくです。

 

 

っしゃーーーーー!!!書くぞ!

※言うまでもなく自衛お願いします。ネタバレもあります。

 

 

 

 

まず今回の全国ツアーは初日が台風でおじゃんになるという言ってしまえば最悪のスタートを切ったわけです。

私もこの日一回きりだったハリゴシを台風に捧げた身なのでこの日1日の気分の沈みようったらない。もう生きていけないと思いました(シシィ)。いやほんとに。

 

星組さんも大切な大切な公演が2つもなくなり、、、もちろん演者さん、スタッフさん、観客その他各方面の方々の身の安全のための英断であることは間違いなしです!

 

でも今回の台風、少なくとも私は絶対に忘れないし、おばあちゃんになってボケたらずっとこの日の恨み辛みを孫に話すと思うたぶん。

「おばあちゃま死んでも忘れられないことがあってねぇ、ハリゴシ生で見られなかった(泣)」「おばあちゃまハリゴシってなぁに?」「おたくに歩いてほしいから道になりたいと言わしめるほどの御御足を持つ彩風氏と彩凪・ドロイヤル・翔様がロイヤルでロイヤルかつロイヤルな、、、、、」「????」っていう会話が容易に想像できますね。最初からがっつり湿っぽい話しちゃった。

 

 

全ツの観劇予定はというともともと13日がマイ初日だったのでギリギリセーフだったあぶねー。

端っこの席だったのですが10列目前後のそこそこ前方で見ることができて。

 

 

初見の感想は「ウワァめっっちゃ宝塚だなにこれウワァァァア」でした。

 

だって私が宝塚を観劇するようになる前に漠然と想像していた世界がまるっきりそこにあったんだもん!

脳みそにうっす〜い皺しかないのでうっっひょ超宝塚!っていうバカ丸出しな感想を抱いちまった、、、、

 

 

まず冒頭上手側から登場してくる真彩希帆様があまりにも天使。

ふわふわな髪の毛と前髪マジで可愛い。

14歳って聞いた時は「じゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅうよん?!じゅう、よん?!?!」って耳を疑ったけど。

14歳冒険しすぎじゃないかwwwwwww

もうすでにめちゃめちゃハードな人生でやばい。19になったおばちゃんビックリしちゃった。

 

そして相変わらず完璧なビジュアル。

可愛い。クラリーチェ鬼可愛い。

舞台上にいるきぃちゃんが本当にクラリーチェそのもので貢ぎたくなった(おたくの悪い癖)

 

未来への希望に溢れていて、でも落ち込む時はちゃんと落ち込むし、怒る時も怒る。そういう素直で感情豊かなクラリーチェが霧の晩に十字路で出会った青年ヴィットリオ。

 

もう悪い顔してるwwwwwwww

今回本当にお芝居のビジュアルが全然公開されなくて私もはちゃめちゃに心配していた人間の1人だったんですけどその心配ごと何もかもを「ハーーーーーッハッハッハ!!!!!!(超声量)」と笑い飛ばしてしまうような文句なし、億点満点のビジュアルでした。

 

存在に感謝。

 

 

個人的に好きなのあのイルラーゴの白くてキラキラした場面。

あそこで一番宝塚みを感じたなぁ。ザ!って感じで「良い、、、、、」しか言えんかった。

 

「アラドーロッ、アラドーロッ」の時の腰の振りめっちゃ好きで家で超やってたら妹に見ちゃいけないもの見たみたいな目されたのが全ツのハイライト。

そりゃあーた踊りの「お」の字もかじったことないあたしの腰ふりなんか泳いでるイカみたいに見えるでしょうけどいくらなんでもやばいやつ見るタイプの目で草。

 

結局「釣り上げられためっちゃ活きがいい魚みたい」って言われたのほんとしんどい。

 

 

ていうかあの場面で踊るヴィットリオを見るファルコの瞳が「フッ、これが俺の仕える男だぜ、、、」みたいな顔してるの超〜〜〜〜〜〜いいな!!!!

ファルコ影とか言いながらゴリゴリに光り輝いてて笑う。そんな影あってたまるかよ〜〜〜〜あれで影とか言われたら私なに?

自分の中で影の概念が大幅に変更された。

 

影の直訳はファルコ・ルッカ(役/朝美絢)っていうのが薄い皺しかなかった脳みそに濃〜〜〜く刻みつけられた。

 

ストレートヘアも似合うなぁ〜神の恩恵でしかない。ていうかもう朝美絢は存在が神。

朝美絢の演じるファルコのために神棚とかほしい。

 

 

 

 

場面変わってそんなヴィットリオと彼の治める国、イルラーゴで再会した天使(クラリーチェ)。

えーーーーッ!霧の晩に出会った彼は私の結婚相手?!しかもしかも隣国の当主?!私、これからどうなっちゃうの〜〜〜〜〜〜〜?!みたいなクラリーチェが超絶キュート。

マントヒヒとかブタとか悪口言ってるはずなのにそんな時ですらスーパー可愛い。合格。

 

そしてヴィットリオは淑女も娼婦も全員虜にするぜ的(カサノヴァ)18禁の雰囲気をムンムンに滾らせながら迫ったら刺されかけるという当事者めっちゃ恥ずかしいやつ。なんだかんだ言いながらクラリーチェに対しては自分も色仕掛けが全然効いてなくてウケる。

 

あとここで劇場中のオペラというオペラが上がるという壮観タイム。誰よこのシーンでオペラロックオンキメてんのは?!とか思ってた(しっかりオペラを構えながら)。

 

あれだよね、クラリーチェは別にヴィットリオの色仕掛けに惚れたわけじゃないもんね?俺様なくせに意外と優しいところとか、気にかけてくれてるとことかそういうところにトゥンクしちゃったんだもんね?!

うわーーーーー書いててめっちゃ王道少女漫画だな!って思った!!!!

 

好きじゃ(遺言)。

 

 

そこからなんやかんやあって拉致られたクラリーチェ。

焦るヴィットリオがもう完全にガチ恋でニヤニヤしちゃう。

犯罪者ヅラになるのを堪えるので必死になりながらロドミアの切ない恋心に「Oh.....」って胸をおさえながら目覚めたクラリーチェを抱きしめるヴィットリオの図に全私がスタンディングオベーションインマイマインド。

 

これ千秋楽に近づくにつれて1回しか抱きしめなくなっちゃったんだけど初日(13日)は2回抱き寄せてたんよ!!!!マジで!!!!だって私アッ、2回いくんだ、、、、って思った記憶あるもん!!!!!!!!!!

 

 

スタオベしつつ腰につけてた剣を解くファルコの手をめっちゃ見る時間。

男役さんって何から何までイケメンっていう細胞でできてるからか何してもイケメンなんよな。刀納めるのも剣を外すのも。

 

 

そんで殺されそうになったのにファルコをかばうクラリーチェが可愛くて逆にあそこでクラリーチェに落ちないファルコなに?とか思ってたけどそういえばファルコにはジャンヌがいたし何よりマイプレシャスヴィットリオがいたもんね〜〜〜!!!理解!

 

そんなマイプレシャスの最推しクラリーチェのおかげで命拾いしたファルコはここからさらに拗らせを加速させていくのが良いですね、、、、。

敵国の箱入り王子様ジュリオとの邂逅に驚きつつもファルコたんのハートには復讐の火がついた。「マイプレシャスを殺してやる、、、、、、!(byファルコ・ルッカ)」。

 

捻くれてるわ愛重いわで妹より全然タチ悪い兄wwwww

どこの女子だよ〜〜〜〜???ってなるけどジュリオと並んだ時の顔面レベルが異次元だし視界の美しさが5億点なのでそんな思いも吹き飛びます。脳内には美の余韻が残るだけなのほんと強すぎ。

 

 

ところ変わってカンポ宮殿。

有栖妃華ちゃんの歌声がんまぁ〜〜〜〜〜素敵!

彼女が活躍してるところもっと見たいなぁ!

 

そんでもってじゃっっっっっっっっっっかんご無沙汰気味のヴィットリオクラリーチェCPの再登場。

衣装があまりにも可愛いクラリーチェ。

母国に帰ってこられて嬉しそうなの超〜〜〜〜〜〜可愛い!さっきからクラリーチェについて語るときやたら可愛い可愛い言ってるんですけどもう本当に可愛いんです彼女。

 

踊ってるときですらナゾにヴィットリオに振り回されて「?!???」みたいな顔してるの可愛いでしかねぇ〜〜〜〜よぉ〜〜〜〜〜〜。

 

それでなんやかんやあってジュリオが原作と違ってめちゃめちゃ葛藤してたり(グリエルモ伯爵もうやめたれよ、、、、)、ビアンカとヴィットリオは観てる側をクラリーチェ状態(「?!???」←客の脳内がこうなることを言う)にしたりして。

 

グリエルモに関しては時代が違ったらハラスメントで厚労省に訴えられてもおかしくないですよほんと、、、、。

 

 

それでまたなんやかんやあって嫉妬しちゃった可愛いクラぴは兄ジュリオに唆され。

ヴィットリオはグリエルモ伯爵に一本取られて結局ファルコに目をやられ、ジュリオからの鞭打ち4発も受け、、、、。

 

この何でもお見通し、用意周到かと見せかけてグリエルモの策略にはまっちゃうヴィットリオの若い領主感が良い、、、、。もうなにやらせても良い、、、、。

 

 

それでクラリーチェ少年ver.も登場し、物語もいい感じにトントンに。

 

すごいこの宝塚の原作修正力。

限られた時間で原作3巻分をぎゅぎゅっとまとめて。

全員が全員幸せではないけどでもだいきほがお互い死なずに普通に結ばれるとか新手の演出詐欺か何かか?と疑わずにはいられないぐらいのレア案件なわけで。

 

全雪担が「えっ、、、、結ばれ、、、、た?」とざわつくラスト。

これで終わり?ほんと?ほんとのほんとに?このあと誰か死なない?って変に焦る。

 

ほんとに終わりだった。

 

 

幻の超ハッピーエンド『20世紀号に乗って』は円盤化してないので見返すこともできずタカニュ映像だけではトリ頭加減に定評のある私は細部まで思い出せない。

 

そんな私の元に降ってきた(メイン2人は)ハッピーエンド作品。

過程のドロドロさ加減はかなり雪組の通常運転状態だけど最後2人が結ばれるだけで何この多幸感慣れない。

 

 

案の定脚本にはちょいちょいつっこみどころあったけどやっぱり雪組子の『魅せる力』のおかげもあり結果としては良い作品だったのではないかと思います!

 

 

 

そしてそして激ヤバMR !

 

本当に良かったな〜もうねショーに関しての感想はタイトルの通りです!

これ以外に言うことは特にありません!

どうかお願いします劇団様〜!!!

 

 

来年咲ちゃん主演の全ツも確かMR !とのことで。

どんだけ引っ張るんだよ〜とは若干思うけれどもそれはそれで楽しみなのでチケット取れるように頑張りたいと思います。

 

最近色々なところで雪組にも時代の移り変わりを感じずにはいられなくなってきましたが、願わくばあともう少しだけ、大好きなお2人が中心にいる夢を見続けたいな〜。

 

 

おもさげ